おぎの雄太郎 基本政策
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質のよい保育環境づくり
保育士さんによる悲しい事件をニュースで見ることがありますが、問題を個人に矮小化するのではなく、構造から改革することが政治の役割だと考えています。
例えば、世田谷区では国基準よりも厳しい基準で保育環境づくりを進めています。
国基準では 1歳児6人に対し保育士1人配置のところ、1歳児5人に対し保育士1人配置。
国基準では0歳児保育室1人当たり3.3m²のところ、5m²以上。
イギリスでは1歳児3人に対して保育士1人が基準となっており、世田谷の対策が十分とはいえないかもしれません。しかしながら国を待たずとも自治体レベルでも改革できることは明白であり、府中市でも質の良い保育環境づくりを進めていきます。
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高齢者の健康と笑顔を
府中を歩く中、高齢者の方々から様々な意見を伺いました。お悩みをひとつひとつ解決するため、健康診断の通年化と病院付き添いサービスをご提案させていただきます。
府中市では後期高齢者検診が7月から9月とわずか3ヶ月に限定されています。近隣の市の対応を調べてみました。
同じ3ヶ月でも誕生日によって違う時期に受けられるようにしている自治体や5月から翌年1月までと9ヶ月間受けられる自治体などの様々な取り組みを行っています。府中市でも通年体制にして早期発見、早期治療ができる体制を目指します。病気は重くなるほど医療負担が多く、早期発見は医療費抑制にもつながります。
病院付き添いサービスは私の経験が原点です。私の祖母が入院する際は私と母が仕事を休むことで対応できましたが、親戚や家族が近くにいる高齢者ばかりではありません。高齢者の一人暮らしが増えている時代。ただでさえ不安な病気・入院時に寄り添える社会を目指します。
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子育てしやすい府中に
子育てに予算を使うことが政治の役割だと考えています。
子育て世代の声を届けるため、ファミリーサポートの料金見直し、学童待機児童の解消、ふちゅうママパパ応援隊の改革、をご提案させていただきます。
ファミリーサポートは1時間あたり700円、休日は900円で子どもを預かるサービスです。利用者負担を500円、労働者側を1000円として利用者は利用しやすく、預かる側も最低賃金程度の収入を得ることができるよう、改革します。
子どもたちの放課後の居場所、保育園落ちた運動の効果もあり、府中市の待機児童は大幅減少。学童は3年生までは希望者が入れますが、4年生以降の場が足りていないという声も届いています。空き家を活用するなど、放課後の居場所づくりを進めます。
ふちゅうママパパ応援隊は家事代行などのサービスで現在、第1子の場合は妊娠中から1歳の誕生日の前日まで80時間、第2子以降の場合は妊娠中から1歳の誕生日の前日まで100時間となっています。1時間200円で使用できます。対象年齢や時間を伸ばしてほしいとの声もいただいていますので実現に向けて取り組みます。
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公共施設のトイレを改修、増設
和式トイレが使えない子どもが増えていると言われています。学校や公園のトイレの洋式化を迅速に進めます。
女性のトイレは混雑していることが多いです。実は英国衛生協会というイギリスの団体がレポートを出していて、女性のトイレと男性トイレの適正比率は2:1と言われています。つまり女性トイレが多い世界が当たり前にならなければならない。
今後作られる公共施設は女性トイレの比率を増やす設計を求めていきます。
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指定有料ゴミ袋のバラ売り
他市ではレジ袋の代わりに指定ゴミ袋をスーパーに置くことでプラスチック削減に努めています。府中でもバラ売りにして小売店の買い物袋がそのままゴミ袋として使える環境を整えます。
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基地跡地を
スポーツとアートの発信地へ米軍基地の跡地が浅間町にありますが、返還が決まってどのように再開発をするのか議論が進んでいます。東京ドーム3.2個分の敷地が軍の施設からスポーツとアートの場として市民の憩いの場になるよう、箱物だけに留まらない再開発計画を提案します。
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ヤングケアラーへの支援強化
ヤングケアラーは自分がヤングケアラーだと気が付いていないというケースも多く、学校での周知、そして気がついた時にすぐに相談できる環境づくりが大切です。子育て世代への家事代行サービスを拡大させ、ヤングケアラーの家族も使える形にしていく必要があると考えます。
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鎌倉街道・新府中街道の
利便性向上中河原駅前にあるのはエレベーターもない歩道橋で、困っているという方の声が多く届いています。中河原駅前に横断歩道を設置し、高齢者や障がいのある方でも渡りやすいバリアフリーの鎌倉街道にしていきたいと考えています。
また、試験運用されている、永山発中河原駅経由多摩総合医療センター行きのバスを増便し、入院、通院、お見舞いの方も利用しやすい環境づくりを進めます。
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小中学校の給食費無償化
多摩地域ではまだ行っているところはありませんが、台東区や葛飾区で無償化が始まる予定で、北区や世田谷区も続くと言われています。府中は多摩地域で1番目に名乗りを上げられるように取り組みたいと考えています。
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プライバシーの守られた
避難所整備今年は関東大震災から100年、これまで以上に防災意識が高まる年となっています。残念ながら、東日本大震災や阪神・淡路大震災では生理用品が不足していたり、女性の着替えが覗かれたりといった話もありました。防災テントを活用し安心できる避難所整備を進めます。